ねことらうさぎ

アート、植物、散歩、猫、パン、遠距離介護の合間にあれこれの日々を書いていきます。

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高齢で認知症の母のコロナ感染闘病記(その②)―1日目は孤独感いっぱい



 

埼玉より瀬戸内地方の実家に介護帰省中です。

 

89歳認知症の母がコロナ陽性、

私は濃厚接触者となりました。

 

これまでのようすはこちらから↓

nekotorausagi.com

 

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最初にお断りをしておかなきゃ。。。

と思っていることがあります。

このブログを書いている今現在についてです。

 

本日の時点では、

母が陽性と診断結果がでてから8日目で、

あと2日で療養解除となります。

 

結果からいいますと、

現在、母もすこぶる回復傾向にあり、

私も高熱が出ることもなく母のお世話ができている状況です。

 

皆さまにはご心配いただき、

この場をお借りしてお礼を申し上げます。

 

第七波の現在は誰が感染してもおかしくない状況です。

 

認知症高齢者のコロナ感染の一例として、

参考になるかどうは分かりませんが、

一家族の記録としてお読みいただけましたら幸いです。

 

*************************

 

コロナ闘病生活1日目

母の前夜の高熱は、

解熱剤のおかげで

朝には36.9度に下がっていました。

咳はときどき。

 

深夜にアクマトラと化していた母。

朝にはどうなっていたかというと、

 

ワルトラ

 

でした。。。

 

まぁ、アクマトラに比べれば可愛いものです。

 

 

私の体温は午前中37度。

身体ダルし。

実家にあった市販の風邪薬をのんで、

なんとか身体にムチをうちつつ、

午前中に洗濯、朝食、大量の煮物を作ったりしました。

 

とにかく動けるうちにやっておこう作戦です。

午後には平熱になり体調も少し楽になりました。

 

 

昼前には母がまた高熱を出したので、

2度目の解熱剤。

 

すると昼過ぎに熱が下がったようで、

庭で草取りをしているではありませんか!

もちろんコロナに感染していることなど覚えていません。

 

注意すると、

またまたワルトラが降臨して、

アーダコーダの言い訳の連続。

なだめつつ部屋に戻す。。。

 

この日は夕食前までずっと、

この一連の攻防戦をくりかえしていたので、

ほとほと疲れ果ててしまいました。

 

 

あまりにも母の記憶に

コロナに感染したということが定着しないので、

部屋の中の四方に、

部屋を出たところに、

離れ家の玄関扉や居間に、

 

トラコさんはコロナ感染中です。

人にうつすといけないので、

部屋から出ないで下さい。 (ヨーコ)

 

と書いた張り紙をはっておきました。

はたして効果はいかに?

        

 

夜中に母がまた高齢を出したので、

3回目の解熱剤をのませました。

 

 

療養生活1日目は、

情報もなにもなく不安なうえに、

母も熱が下がると感染の自覚がないのでウロウロ。。。

 

自分の体調もイマイチなのに、

一日中、母のお世話や対応でヘトヘト。。。

 

母のお世話の方法も手探りだったのもあり、

とにかく一日がとてつもなく長く感じられたのでした。

 

何度カレンダーをみたことでしょう。

これがあと何日続くのか。。。

途中で母の容体が悪化したらどうしよう。。。

自分も高熱がでてしまったら。。。

 

絶望感

 

孤独感

 

緊張感

 

 

1日目は

深ーい沼の底にいるような、

そんな気分だったのです。。。

 

 

つづきは次回へ。。。

 

 

 

最後まで読んでいただきまして、

ありがとうございました。

 

皆さまが健康ですごされますように。。。