ねことらうさぎ

アート、植物、散歩、猫、パン、遠距離介護の合間にあれこれの日々を書いていきます。

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なぞのケンケンパッ!?

埼玉から瀬戸内地方の実家に先週から介護帰省中です。

 

認知症の薬をもらうために3ヶ月に一度、

母を病院につれて行くのですが、

先々週に次女が連れていってくれたのでした。

 

今回は母の足の指の背に、

タコができていて痛がってたようなので、

ついでに皮膚科にも連れていってくれたようです。

 

タコをとってもらい、

足裏のかたくなった角質用にワセリンと、

老人性の乾燥からくるかゆみで背中をかきむしっていたので、

塗り薬、飲み薬も出してもらっていました。

 

母は歩くときに足指の全体を

ギュッと力をいれ縮めて歩いてるようで、

それで足指の背にタコができたり足裏の角質がかたくなってるようす。

 

これは認知症の高齢者には、よくある歩き方だと、

母のリハビリの先生からききました。

 

そのような歩き方だとうまく歩けないので、

やはり転倒リスクはあがるようです。

事実、一昨年は庭で転んで3回も入院したわけです。 

 

もちろん注意したところで本人は無意識なので、

母の歩きかた問題については悩ましいところです。

 

 

 

そんな母の足裏の角質に、

お風呂上がりにワセリンをぬってあげていると、

右足でいつもケンパをするから右足裏がかたくなるんだ。。。という母。

 

 

意味不明です。

なんでケンパなの?

どこからでてくるの?その答えが!?

 

なにか右足裏の角質がかたい理由をいわなきゃ。。。

なにも浮かばない。。。

あ、ケンパだ!

 

ってことで答えを導き出したのでしょうか?

笑えます。

ギャグなのか?と一瞬おもいました。

 

必死に否定する私もわたしですが、

ガンとしてケンパをしていると言いはる母も母だな。。。

 

後で考えると大人気ない二人だな〜って、

自分でも笑えてきます。

 

本来なら認知症のひとには

否定しないほうがいいとされているのですが、

やはり親子なのでつい否定してしまいます。

 

すると母も負けじとムキになって反論してくるのですが、

これがホントに、

5歳児か!というようなことをいうわけです。

 

 

あぁ。。。

もしかすると。。。

 

母は本当に5歳児のつもりなのかもしれないですよね。

「ケンパ」も頭の中では、

いつも「ケンケンパ」ってやってるつもりなのかもしれません。

 

5歳児のトラコちゃん、

否定しちゃってごめんなさーい!

。。。と、同じくらい5歳児な娘は心のなかで謝ったのでした。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

みなさまが毎日を楽しく過ごせますように!