今週末から瀬戸内地方の実家に介護帰省しています。
毎月の1/3は実家暮らし。
再来月で丸4年になります。
認知症で要介護2、89歳の母。
この1年半で4回入院しました。
そのうちの3回は庭で転んで脛を怪我し入院手術。
血液サラサラの薬を飲んでいるので、
内出血から皮膚が壊死を起こしてしまったことによる手術です。
家庭で医師のいう通りに処置に十分気をつけてはいたのですが、
やはり難しかったようです。
正確に言うと2回目の入院は1回目の退院後5ヶ月経った頃に、
庭で転んで敷石の角で脛を強打したようで、
手術で縫合し治ったはずの痕がパックリ開いてしまったのです。
その場に居た姉が助けようとする間もなく、
目の前でスローモーションのように母が顔面から倒れていったと話していました。
開いた傷痕からは大量の血が噴き出したのを見て慌てて、
家の中から持ってきた何十枚ものティッシュで押さえながら救急車を呼んだそうです。
「タオルよりはティッシュの方がまだ清潔かな。。。」
と咄嗟にチョイスしたとのこと。
高齢者は傷の治りも遅いらしく、
今回のように傷痕がキレイに治ったと思っても、
衝撃で開いてしまうこともあるということを医師から聞いたのは後の祭り。
本当に高齢者は危険と隣り合わせです。
まだ骨折をしなかっただけ幸いかもしれません。
そして4回目の入院は、
3回目に転んで入院した時に血液検査で異常値が発見され、
退院後に大きな病院を紹介され検査を受けたところ、
腹部に大動脈瘤が見つかったのです。
早速、今年に入ってすぐ入院手術をし、
今は退院して一応、元気に過ごしています。
。。。が、数回の入院がトラウマになっている私たち三姉妹は、
母が大好きな庭や畑の草取りをしようとする度に恐怖を覚えます。
そして、これから春本番。
母との攻防戦が幕を切って落とされようとしています。。。
やれやれ。。。
最後まで読んで頂きありがとうございました。