ねことらうさぎ

アート、植物、散歩、猫、パン、遠距離介護の合間にあれこれの日々を書いていきます。

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高齢で認知症の母のコロナ感染闘病記(その④)―3日目からいっきに動き出した!



 

埼玉から瀬戸内地方の実家に介護帰省中。

 

母はコロナ陽性に、

私は濃厚接触者になり自宅療養中です。

 

これまでのことはこちらから↓

nekotorausagi.com

 

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まずは、

 

母のコロナ自宅療養生活ですが、

10日の期間が無事に過ぎ、

昨日をもって解除となりました!!

 

10日間なんとか病状の急変もなく、

無事に終わってホッとしています。

 

 

第七波の現在は誰が感染してもおかしくない状況です。

 

認知症高齢者のコロナ感染の一例として、

参考になるかどうは分かりませんが、

一家族の記録としてお読みいただけましたら幸いです。

 

*************************

 

 

コロナ感染自宅療養生活3日目

今朝は母も私も平熱。

 

午前中に保健所から、

やっと電話がありました。

 

陽性になった母の件で、

発症時の状況と行動歴、

現在の病状の聞き取りのあと、

 

保健所で今後について決定し、

後ほどまた連絡します。。。

 

といって電話が切れました。

 

その後30分後に再び電話があり、

今後のことや注意事項、

母の問い合わせ番号などが伝えられ、

健康観察をするためのハーシスに登録して、

毎日、健康状態を入力してほしい。。。

といわれ電話が切れました。

 

ハーシスとは厚生労働省

コロナ感染者、状況把握・管理システムのことです。

 

私は熱はないものの倦怠感があったので、

登録できるかな〜。。。

と思いながら早速、登録しようとしましたが、

母のID番号で引っかかり登録できませんでした。

 

倦怠感もあり集中できないので、

ハーシスに登録するのは止めました。

 

 

午後になって少し元気が出たので、

ハーシスIDのことを保健所に問い合わせてみたところ、

教えてもらった受付番号ではなく、

ハーシス用のID番号は別にあるということでした。

 

ハーシス番号をお伝えしますね〜、

トラコさんのIDは○○○○○○○○です。

 

そーだったのか。。。

最初からそう言ってほしかった。。。

 

保健所のみなさん忙しいものね。。。

 

 

そして無事にハーシスにも登録し終え、

母の体温や健康状態を

毎日記入できるようになったのでした。

 

といっても保健所から毎日来る電話では、

ハーシスに入力した内容と

同じ内容の健康状態をきかれるだけなので、

はたしてハーシスに入力する意味はあったんでしょうか。。。?

 

 

 

自宅療養生活4日目〜5日目

保健所の電話をかわきりに、

その後いろんなことが動き出しました。

 

・3日目に姉から支援物資が届く

・療養4日目に保健所からパルスオキシメーターが届く

・療養5日目に保健所から二人分の食料など支援グッズが届く

 

もうこの頃には、

母も私も体調が落ち着きつつありました。

 

4日目に母が

微熱が出たり平熱になったし、

咳をすると胸が痛い。。。

ということがありました。

届いたパルスオキシメーターで測ると

酸素飽和度が93%

 

心配しましたが

翌日には咳も出なくなり

胸の痛みも訴えなくなりました。

 

 

その前日に母の状態を電話で伝えてあったので、

翌日、保健所からの電話で、

そのことについて聞かれました。

 

パルスオキシメーターをちゃんと測ってますか?

顔色や状態は悪くないんですよね?

その数値だと救急車をよぶレベルですよ!

この電話のまえで測ってみてください!

 

怒られてしまいました。。。

 

どうやら寝起きすぐだったり、

指が冷たかったりすると、

ちゃんと測れないようです。

 

保健所からは、

毎日違う方から電話がかかってくるのですが、

その日の担当者は

一番口調が厳しい方でした。。。

 

そんなところで、

保健所の大変さを垣間みることができたわけです。。。

 

でも。。。

だからって。。。

そんなに強く怒らなくても〜!(涙)

 

 

 

自宅療養生活6日目〜9日目

かかりつけ医からいただいた咳止め薬もなくなり、

母も私も、

日を追うごとに良くなっていきました。

 

張り紙のおかげで

部屋からあまり出ることもなくなったので、

次に心配になってきたことは、

母の筋力が衰えることでした。

 

 

そこで夕方、庭に出て、

一緒にラジオ体操をしよう。。。

と思いついたのです。

 

やってみると、

たった15分ほどでもリフレッシュするようで、

体操のあとには母の表情も明るくなって、

嬉しそうでした。

 

そのようすに手ごたえを感じたので、

療養終了日まで毎日、

母の状態をみながら朝夕に、

ラジオ体操や庭の散歩を一緒にしていったのでした。

 

 

おかげで解除日の昨日も今日も、

母は早速、

庭に出て草取りをはじめていました。

 

コロナ感染から復帰したばかりで、

転んで入院することだけは、

絶対に避けていただきたい。。。

 

そう思って、

嬉しいけどちょっと、

ハラハラしているわけなんです。

 

そう思いながら、

やっと長女にバトンタッチすることができ、

肩が軽くなったのでした。

 

 

最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

 

皆さまが健康ですごされますように。。。