雨の日の午後、
急に思いたってしまったのです。
パックリ割れたスコーンを焼きたい!
って。
そしてネットでパックリ割れそうなスコーンのレシピを検索し、
材料を台所でかき集め、
さっそくスコーンを作り出しました。
そういうことって皆さんもありませんか?
わたしはよくあります(笑)。
行き当たりばったりの無計画な行動。
特にお菓子作りにおいては、
この性質は致命的で、
途中で自分の「やりたい」を優先してしまって、
出来上がったものは別ものになってしまっている。
自分あるある。。。です。
お菓子だけでなく、料理にも応用される?ので、
美味しそうなレシピをみつけても、
全然ちがう創作料理になったりします。
でもまあ料理は結果的に美味しくなればオーライなのですが、
「お菓子は化学」といわれるくらいなので、
材料の割合や作り方には全て意味があるようです。
結果、私のようにいい加減だと、
いつまでたってもお菓子作りは上達しません。
そんな私、
ときどき無性にスコーンが食べたくなるんです。
市販のシットリ系、またはパサパサ系ではなくって、
外サックリの中シットリ。。。
いわゆる本場イギリスのスコーンってやつです。
といっても本場で食べたことはないのですが、
昔、イギリス人の男性と結婚した友人の自宅に遊びに行ったときに、
ご主人が手作りのスコーンを出してくれました。
そのスコーンが外サックリ中シットリ。
それまで食べたスコーンと違って、
衝撃的な美味しさだったということは言うまでもありません。
しかもバターではなくてクロテッドクリーム。
いちごジャムものせたら至福の美味しさでした!
それまでスロテッドクリームというものを知らなかった私は、
おおげさですが、
カミナリに打たれたような気持ちでした。
中沢乳業というメーカーで、
スーパーでも売られているということを教えてもらい、
さっそく買って帰ったのを覚えています。
それからは、すっかりスコーン好きになった私は、
その時食べた味を再現しようと、
時々スコーン作りに挑戦するようになったのです。
。。。が、
いかんせん、
私の行き当たりばったりな性質ゆえに、
いまだ再現できずにいるわけです(笑)。
それに最近ではスーパーでクロテッドクリームを、
すっかり見かけなくなってしまいました。
我が家の近所だけかもしれないのですが、
車でいける範囲の4〜5件のチェーン店をみても見当たらないのです。
あきらめていたところに先日、
富澤商店に寄ったついでにフと思い出して、
冷蔵売場を確認すると、やはり売っていました!
。。。そういうわけで手に入れることができたわけですが、
クロテッドクリームの賞味期限は短く、
また冷凍できないようなので、
今日しかない!
と思いたったというわけなのです(前置きが長い!!)。
いつもは丸く型抜きをするのですが、
今回は三角形に、ただ切るだけにしてみました。
残念ながら、あまりパックリとは割れなかったのですが、
いままでの中で一番、
外サックリ中シットリになりました!
実はスコーンは、
あまりこね過ぎず、キッチリし過ぎず、適当にまとめる、
というのがコツだそうです。
まさにいい加減な私にピッタリかも!
とはいえ、たまにしか作らないので自信がなく、
ついついこね回してしまうので、
それがパックリ割れない原因かもしれないですね。
そしてやっぱり、
バターではなく、
ここはクロテッドクリームです!!
写真を撮り忘れたのですが、
いちごジャムとの相性も抜群でした!
シアワセ。。。
もう二度と同じものが作れないかも。。。(笑)<
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
みなさまにも幸せな時間が訪れますように。