秋のお彼岸。
台風が近づいているので皆ソワソワしている。
彼岸の入りは天気が良かったので、
実家のお墓参りを次女の姉と済ませることが出来てホッとした。
翌日には「寄り合い」があるので、
お茶受けも兼ねてぼた餅を作ろうと思いたち、
久しぶりにあんこを小豆から炊いてみた。
実家の辺りでは、ぼた餅のことを「おぼた」という。
スッカリ炊き方を忘れているのでネットで検索。
今はネットでいろいろな炊き方を見ることが出来てありがたい。
ある炊き方を参考に、今回は300gの小豆に対して砂糖を350gにしてみた。
参考にしつつも自分流にしてしまうのが私のいつもの癖。
これが吉とでるか、はたまた失敗に終わるか。。。
あぁ、私って永遠のギャンブラーだなぁ。。。
などと思いながら工程を進めていく。
この度のレシピは茹で上がった小豆を水に晒すらしい。
一度ザルにあげた小豆を鍋に戻し砂糖を入れ、
小豆と絡める。
すると水分が出てくるので、
中火で時々しゃもじで混ぜながら煮詰めていく。
小豆を潰しながら
おぼたの餡に出来るくらいまで固めに練る。
2時間半で餡子の出来上がり!
自分好みの甘さに出来るのが手作りの良さ。
たまには時間をかけて楽しみながら作るのも良いものだなぁ。。。
母が台所にお茶を飲みにきた。
手伝ってくれるかな。。。
と思ったけど、まったく興味を示さない。
以前の母であれば必ず手を出したがったのだけど、
まぁ、長年働き続けてきたわけだから。。。
そのうちに餅米とうるち米7:3のご飯が炊き上がった。
ご飯が熱いうちに「半殺し」に潰す。
中に餡子を入れて丸め、きな粉をまぶす。
この辺りのお彼岸のおぼたの定番である。
きな粉の色の黄金が縁起が良いから。。。
といういわれを子供の頃に聞いたような聞かないような。。。