ねことらうさぎ

アート、植物、散歩、猫、パン、遠距離介護の合間にあれこれの日々を書いていきます。

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蜂とたんぽぽーオイルパステルとの格闘?

ここ数日、オイルパステルと格闘していました。

 

オイルパステルとは所謂クレヨンですが、

私が使っているものは小学生の時に使っていたクレヨンより

少しだけ油分が多く含まれています。

なので指などで伸ばしやすく混色もよりしやすくなっています。

 

もともとクレヨンは顔料と溶かした蝋を混ぜて棒状にしたもので、

描き味は硬く混色もしにくく、

100均のクレヨンなどはコレに近いのかもしれません。

 

オイルパステルは大雑把にいうと、

そのクレヨンに油分を混ぜて柔らかくしたもので、

実は子供たちに美術教育を普及するために開発された日本発祥の画材だそうです。

 

 

時々、無性にこのオイルパステルと格闘したくなります。

格闘。。。というのがこの画材には合っている気がします。

 

紙に擦り込んでみたり、

違う色を重ねて指で擦って紙の上で混色したり、

オイルパステルを重ねていくうちに色が乗らなくなって削って、

またその上から色を足してみたり。。。

それを何度も繰り返してみたり。

自分の手におえそうでいてコレがなかなか手強い。

そこがまた面白いのかもしれません。

 

指で伸ばしたり混色したりしていると、

そのうち手がオイルパステルの色に染まってしまいます。

それもまた楽しい。

直接、手が道具となるのでダイレクトに感触を感じられ、

次第に頭の中は空っぽになっていく。

子どもが土いじりをして手が汚れても楽しんでいる。。。

そんな感じといったら分かりやすいでしょうか。

 

好きな色を数色選んで、

なにを描くか具体的に決めずに、

感覚的に思う方向に色を塗り進めて、

色を重ねたり伸ばしたりして抽象的に仕上げても良いと思います。

 

 

先日の散歩の時に見たタンポポの蜜を吸っていた蜂、

図鑑で調べて多分ツヤハナバチではないかと思います。

オイルパステルで描いてみようと思いました。

 

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今回は着地点を決めずに感覚的に描いてしまったので、

課題がいろいろと残ってしまいました。

オイルパステル奥深い画材です。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。