ねことらうさぎ

アート、植物、散歩、猫、パン、遠距離介護の合間にあれこれの日々を書いていきます。

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問題行動がふえてきた



埼玉より瀬戸内地方の実家に介護帰省中です。

 

今回の母の見守り介護も終わりが見えてきました。

 

毎夜、母が寝室に行ってくれたあとは、

やっと自分だけの時間が訪れたような

ホッとした気持ちになります。

 

 

 

さて、

先日の晩のことです。

母が寝て1時間ほどたった頃だったでしょうか?

 

私は台所でリラックスしてTVをみていました。

 

 

ふいに寝ていたはずの母が台所にやってきて、

こう言いはじめたのです。

 

「私のところで一緒に寝とった子どもがおったでしょう?」

 

。。。。。。。

は。。。?

 

 

「どこいったんかなぁ。。。思うて?。。。しりません?」

 

母をみると目がすわっていました。

 

 

お母さん、ここはどこか分かる?

 

「。。。さぁ?どこでしょうか?ここは私の家じゃないんですよ。

私、いつも子どもをたくさん連れてアチコチ行ってるでしょう?」

 

ていねいな言葉で話してくるので、

私が娘だと思ってるのか心配になりました。

 

私のこと誰だかわかってる?

 

「。。。誰ですかなぁ?知りませんなぁ。。。」

 

 

マジですか!!

 

ちなみに、その子どもって、歳はいくつぐらいなんですか?

 

私も丁寧にきいてみました(笑)。

 

 

「一番小さい子で3歳ですかねぇ。」

 

なんて名前なんですか?

 

「ヨーコいうんです」

 

笑えます。。。

 

へぇ〜、偶然ですね。私もヨーコっていうんですよ〜。

 

「。。。へっ!!!?」

 

そういってみたところ、

母は固まってしまいました。

頭が混乱したようです。

 

「。。。なんか、よう分からんように。。。なってしもうたわ。。。」

 

そうブツブツいいながら

やっと母は寝室にもどっていきました。

 

 

 

これはほんの一例にすぎません。

 

母は以前からときどき、

寝起きなどのタイミングで、

自分や状況がわからなくなるようなことがありました。

 

それがここ2、3ヶ月、

こういった「せん妄」といわれるような状態や行動が、

とくに増えてきたような気がします。

 

「せん妄」とは

脳が軽い意識障害をおこしている状態で、幻覚や妄想にとらわれて興奮、錯乱といった気分や情緒の異常が一時的に引きおこされる精神機能の障害です。

詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓

www.tyojyu.or.jp

 

 

それは、もしかすると、

7月にコロナに感染した後から増えたような。。。

そんな気がするのです。

 

その時の様子はこちらから↓

nekotorausagi.com

 

 

母の中でなにが起こっているのでしょうか?

 

 

母が認知症になり始めた

7年前にも思ったことでした。

 

認知症によって、

自分の知っている母とはちがう母に

次第になっていったときの動揺。

 

いまはそんな「動揺」とまではないのですが、

 

 

 

母トラが、

 

 

また少し遠くにいってしまったような。。。

 

 

なんとなく、

 

 

そんな気持ちなんです。。。

 

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

皆さまが後悔のない毎日をおくられますように。。。