ここのところ涼しい日が続いているせいか、
急に昨日から体調がおかしくなってしまった。
そういえば
お天気病というのもあるそうだ。
なにかのTVでやっていた。
こんな時は見る夢も変な夢ばかりで、
眼が覚めるとグッタリ疲れている。
朝のミルクティーに入れた牛乳が古かったからなのか。
風邪かもしれないと愛用の「改源」を飲んだり、
猫と一緒に丸まって寝たりしていた。
今日の午後には少し調子が戻ってきたので、
こんな時こそ散歩に出掛けてみようと思い立つ。
大好きな土手に続く道。
今の季節の土手には
盛りを過ぎようとしているムラサキツメクサ、
ちょうど幅をきかせつつあるのがヤブガラシ。
繁殖力が強くヤブを枯らす程だということで付いた名前だそうだ。
無数の蕾の間でオレンジ色の小さな花弁が開いて
キラキラと星のように瞬いている。
こちらはカヤの仲間なのだろうか。
名前は何ていうのかな？
松ぼっくりのような形状の穂がたくさん。
エキゾチック。
美しいデザインに見とれてしまう。
そういえば、こんな良いことがあった。
土手の途中で大きなカメラを三脚に据えた往年の少年達に出会った。
何を撮っているかと尋ねたところ、
「セッカを撮ってるんだよ」という。
見ると頭上をさえずりながら
小さな鳥がジグザグに飛んでいた。
セッカとはスズメ目セッカ科の鳥だそうだ。
雪下とか雪加とも書くらしい。
そのセッカの声を聴いていてハッと思った。
日曜日の雨が降る中、
遠くで鳴いていたあの鳥の声だ。
そうか…「セッカというのか」
そういえば、あの日も
この鳥のさえずりを聴いて
どんよりとした気分を切り替えれたんだっけなぁ…。
なんて思いながら
チョット嬉しくなったのでした。
この時期の体調にはお気を付け下さい。
