ねことらうさぎ

アート、植物、散歩、猫、パン、遠距離介護の合間にあれこれの日々を書いていきます。

MENU

遠距離介護の交代とお盆の準備

10日強の介護帰省も

いよいよ終わりが近づいてきました。

 

 

 

昨日の午前中は母をつれて、

父のいる老人ホームにいってきました。

車で20分のところにあります。

 

午後からは、

交代のために大阪から帰省してきた長女を、

駅まで迎えにいったあと、スーパーで食料の買いだし。

 

実家の周辺にはお店もなく、

しかも長女はペーパードライバー。

 

なので10日分の食料が必要なんです。

まるで籠城するみたい。

 

母は娘たちが二人以上そろうと、

うれしさからか妙にハイテンションになり、

なかなか寝てくれません。

 

やっと母が寝たあとに、

深夜まで長女と両親や家のことなどの引き継ぎをしました。

 

会社のことや、母や父のこと、

改修工事のことなど、気になったことは、

とりあえず引き継ぎをしておきます。

 


f:id:forest-river:20190731160723j:image

 

 

翌日は母はデイサービスの日。

 

朝から機嫌良く、

デイサービスの迎えの車に乗ってくれたので、

まずはホッとしました。

 

 

午前中には、

県外に住むオジとその息子、中学生になった孫の男の子が、

お墓そうじとお盆の準備の手伝いに来てくれました。

 

三人は暑いにもかかわらず、

 

草刈り、竹の切り出し、

切った竹でお線香立てを作ってくれたりと、

力仕事をしてくれたので、とても助かりました。

 

 

実家のある地域では、

まだまだ古い風習が残っています。

 

もちろん世代が交代して、

風習をやめてしまう家もあるようです。

 

実家のように、

後継者がいない家などは、

物理的にむずかしくなってしまいます。

 

それは時代の流れで、

仕方がないことなのかもしれません。

 

そう思いながらも、

少し寂しい気持ちになる自分がいます。

 

 

オジは今年で83歳。

この猛暑のなか、竹を切る姿も弱々しい。

 

私も青竹の細工などを、お手伝いをしましたが、

コレが思うように刃物が使えず、なかなかムズカシイこと。

 

 

ふと、

 

二年前まで父はこの作業を、

一人で行っていたのだな。。。と思いました。

 

年齢のわりには力強く、

いろいろな作業をしていた、

元気なころの父の姿が思い出されたのです。

 

 

「オジさん、もう来年からは線香立てを買うことにするよ」

という私に対して、

 

「そういうことは近所の手前できん!」

とガンコに拒否するオジ。

 

オジも父と一緒でガンコ。

やっぱり兄弟ですね。

 

兄が病気で倒れたから、

自分がしっかりしなければ。。。

とオジは思うのだろうけど、

 

オジの強気な言葉も、

どことなく弱々しい。。。

 

 

 

そうこうしているうちに、

自分が乗るバスの時間がせまってきました。

 

お盆の準備の途中ではあるのだけれど、

私は姉とオジたちに言葉をかけ、

 

1時間に1本のバスに乗るために、

バス停までの徒歩5分の道のりを

スーツケースを引いて急いだのでした。

 

きっと母はデイサービスから帰っても、

私と姉が入れ替わっていることなど、

すっかり頭から抜けちゃってるんだろうな。。。

 

などと、その場面を想像して、

バスの中で笑いが込みあげてきたのでした。

 

 

次の帰省は来月の下旬です!

 

ではまたね!