先週、埼玉から瀬戸内地方の実家に介護帰省しました。
瀬戸内地方も連日のように
梅雨時期とは思えない暑さが続いています。
ここのところの急な気温上昇で身体がついていきません。
母の部屋にもエアコンの冷房を十分きかせて、
水分をよく摂るよう、うるさいくらい言い続けています。
朝は少し涼しいせいか、
長袖カーディガンにチョッキを羽織って起きてくる母。
朝食のあとは半袖に着替えてもらうのが日課となっています。
さて、
このたび実家に新しい家族が加わりました!
ミドリガメちゃんです。
実家の庭にいたのを次女姉が見つけました。
ミドリガメは特定外来生物で日本の生物体系に影響を及ぼすため、
むやみに放流してはいけないとされています。
ということなので、
これもご縁と思って実家で飼うことになりました。
名前はまだ決めていません。
動物好きの母も喜んで
「カメちゃ〜ん」と声をかけています。
実家の周辺は自然がいっぱいなので、
いろんな動物や虫が寄ってきます。
イタチ、ハクビシン、タヌキ、ネズミ、犬、猫、ツバメ等など。。。
ツバメは2年前まで毎年、
実家の玄関内に巣を作りに来てくれていたのですが、
カラスがヒナを狙って来るようになったので、
今はツバメさん達にも巣作りをご遠慮していただいています。
他には一時期、
お仏壇や台所に置いてあるお菓子が食べられる。。。
という事件が続いたことがあったのですが、
その犯人はネズミやハクビシンでした。
長女姉が家の中で彼らと何度か鉢合わせたことがあり発覚。
長女姉は庭でタヌキと遭遇したことも。。。
そして
夏になると毎晩、
台所のガラス戸にヤモリが数匹やってきます。
台所の明るさに集まる虫を捕獲するために来るようで、
私たちの夕食時にヤモリさん達も一緒にお食事をしている。。。
そんな感じに毎夏なっています。
母も「あらっ、ヤモリさんがいらっしゃった!」と、
ヤモリに敬語を使ったりして喜んで見ているのです。
ただ、微笑ましい小動物の訪問なら、まだいいのですが、
以前も少し書いた野犬も近頃は
山から次第に実家の近くまで下りてくるようになりました。
そして、これは先日、
実家のすぐ傍の道路を撮影した写真です。
写真を撮る前はこの2倍の野犬がいたのです。
どうやら野犬の数が増えて派閥ができたせいか
縄張り争いが起きていているようで、
山以外にも寝場所を拡大させていっているようす。
これでは夜間に怖くて外出できません。
犬には悪気はなく
当たり前の犬生を送っているだけなのですが、
犬を捨てる、むやみにエサをあげる、
無責任な人間の行為が
一番の罪作りではないかと。。。
実家のある地域では、
保健所とNPOが協力して
保護犬を譲渡する活動をしているのです。
SNSで保護犬の様子が発信されているので
時々そのようすを閲覧しています。
最初ビクビクしていた保護犬たちが次第に安心した表情になり、
新しい家族が決まったという報告をみると、
とっても嬉しい気持ちになります。
そして実家周辺の野犬たちとつい重ねてしまいます。
キミたちにも
もっと安心できる新しい家族と生活の場所があるんだよ。。。
その野犬たちに
心の中で語りかけてみたりしても
想いはなかなか伝わらないようです。。。
どうか
私たち人間のこと
嫌いになったりしないでね
そして
せっかく生まれ出た犬生を
幸せに送ってもらいたい。。。
そう心から願ってやみません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。